妊娠して、二人分の食事を取らなきゃと言って、体重が増えすぎた方や、
産後に痩せれるのかと不安な方もいると思います。
はっきり言って妊婦さんのダイエットはオススメしません。
なぜなら生まれてくるお子さんに大きな影響が及ぶためです。
たとえば何か薬のようなものを飲んでダイエットした場合、
その成分がお腹の子供に多大な影響を及ぼすことがあります。
例として、
ダイエット食品ではありませんが、環境ホルモンの一部はお腹の中の子供の
脳の発達を邪魔することが報告されています。
発達が邪魔されると知能指数の低下や注意力の散漫などが生まれた後に出てきます。
しかもこの影響は親には影響の出ないようなごく少ない量で起こります。
このようにダイエット食品にも何かしらの影響をおよぼす成分が含まれているかもしれません。
また、運動しようと思っても妊娠中毒症等を引き起こしかねないので無理はできません。
体重の増加が気になる方はお医者さんとしっかり相談するようにしましょう。
昔は二人分食べなさいとよく言われたようですが、
普通に生活していれば赤ちゃんは十分成長するそうです。
もし、カルシウムやビタミン類の補充を行いたいときは、サプリメントでも良いでしょう。
ただし、カルシウムをとりすぎると赤ちゃんが大理石病になってしまう可能性があります。
大理石病は、本来骨の中にある血液などを造る空間がふさがれてしまうものです。
何事もほどほどにしましょう。
これから書くことは妊婦さんのダイエットとは関係ありませんが重要だと思ったので書きます。
体の中には甲状腺ホルモンというものがあります。
これは大人になるとそこまで重要ではありませんが、
子供の成長、特にお腹の中の赤ちゃんの脳の発達に必要不可欠です。
女性の方には甲状腺ホルモンが少ない方が多いようです。
気になる方はお医者さんと相談し、甲状腺ホルモンの補充をするまど何らかの処置をしてもらうとよいでしょう。
|